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Channel: はげまるのぶら~り日記
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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(126)   「バラエティショップ・ 北欧」  付近  長者町

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先日福富町あたりの裏通りあたりを、ふらふらしてみた
このあたりは35年前以上前から
まだ変わらない景色が残っている






福富町がまだ今みたいに多国籍化する以前
日本のクラブやらパブがひしめいていた時代からある
寿司屋の老舗「初芳寿司」
その頃はまだ木造造りの今より小さいお店で
ネタが新鮮で飲み屋さん配達御用達の店であったのを覚えている

この「初芳寿司」さんの裏手はもう建物が壊されていて
空き地になっていた
なんかひとり取り残された感じの「初芳寿司」さんだ






さてと、今回の本題「バラエティショップ・ 北欧」 
この店の凄いのは外観である
はげまるが35年以上前に見た外観と全然変わって無い

「バラエティショップ・ 北欧」
名前からも分かるようにヨーロッパ北欧方面の
おね〜さんの、そちら方面の本が置いてある

はげまるは、あちら方面も、そちら方面も
嫌いではないので何度か店に入った事がある


今から35年ぐらい前(昭和の時代)の、
この店での悔しい思いを
今回恥をしのんで書いてみる事にする
(毎回恥かいているがね)


その頃のエロ本関係はビニール本が全盛の時代であって
ビニールを破らないと中は見えねぇんだ
(急に言葉がヤケ糞になってきたなぁ)

ビニール本の表紙には外国のおね〜さんが
あられもない姿で写っていて、肝心なところには
手書きと思われる黒いマジックで、荒々しく塗られている

マジックは黒光りしている、こりゃ〜間違いなく印刷ではない

ふっふっふっ

そ〜だ マジックはベンジンでこすれば消えていく
という事はだね マジックで塗られてよくわからない秘密部分は
はっきりくっきり見えるはずである
   
  
   ゴクン(生唾を飲んだ音)



ビニール本を持つ手は汗ばみ、目は血走り、鼻の下は伸び放題、
鼻の穴まで広がり鼻水まで出てくる

そちら方面は嫌いではないはげまる
勇んで買ったのは言うまでもない

サテ  これからが本題中の本題
 ぱんぱんぱん(相の手)

  真本題なんでぃ〜

いちもくさんで家に帰ったはげまるは
緊張を帯びたニタリ顔で
(むずかしい顔だなぁ)
ベンジンと脱脂綿を探しだし
エロ本のビニールを慌てて破り

「さ〜てと  
 手書きで黒光りしている黒いマジックの野郎〜
 いくぞ〜このやろ〜  待ってろよ〜〜」
 (何を待っているのだ)


黒いマジック野郎はベンジンでこするとどんどんと消えていく

ゴシゴシゴシ

「お〜〜いいぞ〜いいぞ〜」

なんか、かなりマジックの色も消えてきた

「お〜〜いいぞ〜いいぞ〜」

ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

手のひらは汗ばんできて顔からは油汗まで出てくる
 脱脂綿も黒く染まってきたぞ〜

ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

「ひゃ〜〜ぴゃ〜〜」

黒光りしている黒いマジック野郎はほとんど灰色ぽくなり
中が見えてきた

「あ〜ん? 
 なんでい、こりゃ〜」

黒いマジックで荒々しく塗られた下の部分は、
黒いマジックで印刷されているではないか

こんなはずではないぞ〜  こんなバカな事があるかいなぁ〜
こんなバカな事があっていいはず無いではないか

どんどんどん(机を叩いている)

くっそ〜〜  手の込んだ事やりやがって〜


あきらめの悪いはげまるは、
さらに

ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ
(無我夢中と、やけくそが混じっている)


わ〜〜〜北欧のおね〜さんの肌の色が見えてきたぞ〜〜

う〜〜ん?

  うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ







ぬぁんとぬぁんと こすっていたその黒いマジックで塗られた
写真の部分はベンジンでこすり過ぎて溶けてしまい、
穴が開いてしまっていて
次のページのおね〜さんの肌の色が見えていたのである
(馬鹿だねぇ)



今から35年ほど前の話であるが
今でも「バラエティショップ・ 北欧」さんの前を通ると
その時のくやしさ、己のアホさ加減を思い出すのである

ははは







「バラエティショップ・ 北欧」に隣接している店がある
店と言っても二階のお店の入口みたいである






入口からして怪しい雰囲気をかもしだしているなぁ






クンクンクン
ほんと怪しく臭うなぁ




2階には窓が無く不気味でさえあり
トタンまで怪しく見える

この路地の奥にはやはり昔からある
中華屋さん「自由軒」があり、昔に何度か食べた思い出がある






その裏路地さんの斜前にある駐車場
ここも凄く古い





ここんとこ散策している「ツタが絡まるビル」も目に入る




いいではないかい





大通りに出て少し歩いてみると
そのビルの横手が見える

このあたりは、まだまだえたいの知れないビルやら店が残っている

 毎度のばかばかしいお話でありました
  くっそ〜〜。


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