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Channel: はげまるのぶら~り日記
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異国情緒あふれる港町横浜 (512)  市外編 都電荒川線の旅 最終回 三ノ輪「砂場」

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お盆の時期に岡山の☆☆☆さんと散策をした
「都電荒川線の旅」
なんとか無理やり最終回に
たどり着き、
あ〜 やれやれだなぁ〜
なんて思っている次第であります




「早稲田」からまた都営荒川線に乗り
最初の出発駅「三ノ輪」に引き返し
そこで夕食兼、待ちに待った
一杯やる
なんたってこのクソ暑い真夏日の
昼頃から夕方あたりまで
強行軍の散策で飲んだのは
ペットボトルの麦茶だけ



なにしろ☆☆☆さん、
酒はほとんど飲まない
飲まないと言うより
酒はほとんど飲めないから
はげまるからしてみると
始末が悪い



三ノ輪駅に降り立った
疲れ果てたはげまると
まだまだ元気いっぱいの☆☆☆さん

☆☆☆さん

「どこかいい店ありませんかねー」

はげまる

「15年以上前に友達と
このあたりの渋い蕎麦屋に
入った事があるんだょな」

なぁんて話ながら
三ノ輪の商店街を歩いて行く

しばらく歩いて行くと



渋い蕎麦屋さんがあった

はげまる

「うっすらと残っている記憶だとさー
こんな感の蕎麦屋さんだと思うなぁ」

なにしろはげまるが
フイルムカメラを使っていた時代であるから
かすかな記憶である







たぶんこんな感じだった





そうそう
こんな感じ





「砂場」
.ていう名前なのか〜
ちっとも知らなかったなぁ
覚えていたのに
忘れてしまったのかもなぁ

まあ、とりあえず
入ってみましょう‼︎





わーーーー
間違いない
ここ
この蕎麦屋さんだーー

はげまるの記憶の中から
その時間の映像が
す〜〜っと蘇ってきた

まだ脳細胞は生きているみたいだ

はげまる、毛根細胞はもちろん
その他いろいろな細胞が
死滅してきている
特にたまらなく悔しい箇所なんぞは
叱咤激励しても
心地よい返答が返ってこないのがつらい




はげまる、
まずは酒である

☆☆☆さん、酒はほとんど飲めないが
はげまるのお付き合いで
生ビールを少し飲むのが恒例である

酒が
はげまるの喉をきゅーーっと通過すると
胃の中でじわ〜〜っと身体中に
染み渡るくらいに広がっていく

それと同時に15年以上前の記憶が
ふぁ〜っと甦ってくる

そうそう
焼き海苔と板わさを食べた記憶が
ふぁ〜とね

ご主人
「焼き海苔と板わさよろしくー」
なんて注文する





☆☆☆さん

今日もいろいろありがとう






この箱はなんであるか?





はい、焼き海苔が入っている

海苔の下には炭が入っていて
海苔をあぶっているのである





はげまる、
まずは「せいろ」をつまみで
酒を飲むのである









「板わさ」のワサビは本ワサビを
おろしながら食べるのがたまらない

「せいろ」「焼き海苔」「板わさ」
で一杯やる

はげまるの母も祖母もその祖母も
江戸っ子である
はげまるに流れている江戸っ子の血が
騒ぎ出したみたいな気がする
(気がするだけである)

ご主人
「せいろ」もう一枚

なんて江戸っ子気分で注文した






焼き海苔は巷で食べる海苔とは
似て非なる物であった
まず海苔が厚い
口に入れると
潮の香りがぷ〜んと喉から
鼻にかけて抜けて行くのがわかる


たまらんたまらん





紙の下には炭がまだかすかに
くすぶっているのが見えた
右下あたりには本わさびが
写りり込んでいる







☆☆☆さんが頼んだ
たぬきそば





☆☆☆さん

うまいうまいと食べておりました





蕎麦湯








ご主人といろいろ話しをした、
「砂場」さん
大正時代から続いて創業90年以上である
はげまるの母も大正生まれで
ここから近い竜泉で生まれである事
なんぞを話したら凄く喜んでくれた

この「砂場」さんの目の前に銭湯があるが
江戸明治大正時代の昔から
東京では銭湯の前には
蕎麦屋さんがあるのが
一般的だったそうである

へ〜〜
(なんて感心するはげまる)





そんなご主人の話を聞きながら

蕎麦湯がとろとろで
たまらないね〜
なぁんてね





最後に蕎麦湯を心ゆくまで頂いて
江戸っ子気分でふたりは外に出た

真夏の頃の散策でありましたが
年の瀬にふさわしい
蕎麦で締めた都電荒川線の旅でした。





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